まず、ほとんどの方が「清田益章」って誰?って 思っているんじゃないでしょうか。
まったくもって、正しい意見だと言えると思います。
そう、彼の職業(?)はミュージシャンではありません。
なんと、彼は「超能力者」!!いや、冗談じゃなくマジで。
(コーナー第一回目第1作品からこれか!!)
この通称「清田くん」こそ、その昔ユリ・ゲラーと共に日本中を揺るがした
超能力少年なのである!(いや、だから本当だってば)
NASAにも駆り出された「超能力少年」清田くんが
超能力開発ゲーム「マインドシーカー」(確かナムコから出たファミコンソフト)やら
(ちなみにYUKKAは上記ゲームで予知能力者タイプという結果が出た)
超能力開発ビデオ「イデア」やらを経て
バンドやろうぜ!なお年頃になった途端にやっちゃった1枚。
(1990年発売で既に廃盤)
しかもフルアルバムである。
更に、プロデュースまで自分でしちゃってるのだから
多彩っぷりにも程がある。
ここまで言うとネタCDのようであるが、
実はこのCD、全体的に80年代歌謡ロック風で非常に出来が良い。
表題曲でもある「さよなら神様」に至っては、キャッチーなメロディで
展開も良く、カッコイイ。
歌詞も超能力者である清田くんの心意気がとても伝わってくる力強い一品だ。
そして、驚くほど清田くんのボーカルが様になっていてピッタリくる。
このCDは超能力少年が残した更なる能力の軌跡であり、
人類に向けてエスパー清田のメッセージSongの集大成でもあり、
尚且つ時代と共に忘れられるには音楽的にも歴史的にも惜しい作品である。
現在は中古CD店でも入手困難であるが、
是非、現在の音楽を愛する人達に聴いて頂き、改めて評価してもらいたい。
そんな一品である。
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